山梨県代表銘菓老舗「澤田屋」の「くろ玉」を食べた。 | 絵日記

2016/02/28 2017/02/24

職場に私を上回る酒の失敗本でも出せるような先輩豚さんがいる。。

それはもう誰もが頷く酒乱なのです。。

酒乱が故にかけられた迷惑も数知れません。

しかしそんな先輩を私は嫌いになれないのです！

（むかついたりしてるけど）

酒乱の人って真面目なんですよね。
二日酔いになり、必ず後悔をし、反省するのです。

（なんだいなんだいお前も仲間だろう～）

ある日のこと。

出勤前電車に揺られてたら携帯がなった

先輩からだった。

☆なんて使わないから絶対酒が残ってるテンションだろうと思ったし、
後に落ち込むんじゃないか…と心配になった。（いつものことだけど）

だけど私は人の不幸で飯を3杯食う女なので、人が二日酔いだと嬉しいのだ。
二日酔いの人には赤子並みに優しくするのだ。

そして私はデスクに向かい始業。

「二日酔いで欠勤なんて全然いいっしょ。やることやってりゃ文句言われないと思うけど（←甘）」
と本気で思ってる。

そらぁ、責任や、いないと困るってんだからしょーがないけど。

社会人？社会人がなんだよ。

だって二日酔いって本当につらい。

つらすぎるのに「飲みすぎたお前が悪いんだよ」

とか冷たすぎませんか？

うぇ？

大人ってなんだよ！！

二日酔いを我慢して会社に来いっつーなら、この世から酒なくしてくれよ！
（ああー！だめ人間が醜態を！）

翌日、仕事中に先輩は私に無言の侘びをいれてきた。

お菓子くれた
隣で作業してたら、スッと侘びを渡してきた。

その侘びはこれだった。

失礼だけどなんだこれ！って思った。

黒の固くはなさそうな、少し柔らかめの黒い丸い物体・・・・

その正体はお菓子だった。

得体が知れないので、パイセンのデスクにあった、おかきとか、クッキーがよかったのに、よりによって、岩のりみたいな…ご飯ですよみたいな…(失礼)

初めて見るパッケージにIN謎の物体X。

裏を見てみると・・・

青えんどうってかいてある…

黒いのに青えんどうって・・・青じゃないの？

益々意味不明…！

でもみずあめってかいてあるから、甘いんだろうし、でも何で黒いのか不明だった。

葛西臨海水族館かよ！
デスクにいるキーちゃんです。（これは雄だけど）

ピリッとあけてみた。

見た目より固そうだった。

何も考えないで口にいれてみた。

そしたら・・・・・

「餡子（あんこ）・・・」

中身は栗きんとんみたいに、黄色で、周りが黒いんだけど味の差はなかった。

味、普通においしい。

THE和菓子。

mm…..すみません、緑茶ください！

疲労により甘いものを欲してたので、なんだよアイツ（先輩）テレパシーでも使えんのかよ…

甘いもの欲が満たされていくのが分かった。

ｘ

目をつぶれば、私は縁側か、赤い布がひいてある茶屋にいて、抹茶と菓子を京都で食べている、そんなかんじだった。

幸せな瞬間だった。

プワッと風がふきつけて、季節は春。

ぬくぬくと、茶屋で茶してる。

京都で。

私。

でも目を開けたら会社だった。（当たり前だけど）

目の前にはたくさんの英数字がわたしを待っていた（チン）
季節は春ではなく冬で、場所は京都の茶屋でもなく東京のど真ん中のオフィス街の中だった。

調べてみたら

調べてみたら、

元祖くろ玉が誕生したのは、1929年（昭和4年）のこと。お客様の好評をいただき、すぐさま大ヒット商品となりました。
甘く煮た北海道産えんどう豆をうぐいす餡に入れ、沖縄県多良間島産黒糖を使った羊羹で包んだ風味豊かなお菓子。
こくのある黒砂糖の甘さとうぐいす餡の優しい甘さが互いに引き立て合います。今もなお澤田屋を代表する銘菓として、発売当初と変わらない製法でひとつひとつ手作りしています。

引用元：澤田屋ホームページhttp://www.kurodama.co.jp/?pid=87929478