夜から昼の生活への移行 | 夜型の生活で体調が悪い人へ
2017/02/24
欲をうならせる夜の街並み。
ネオン輝く夜の歓楽街で華やかな世界がそこにはある。
時代も変わり「なりたい職業」にもランキングした時もあった水商売。
その仕事はオンナを売ることで成り立つ。
若い年代から熟していくその時まで、ネオン街で欲にまみれながら純粋に働く女達。
夜型の生活を長くしていると、いつかは体にガタ来る、そんなことを言われてきた
けど、中々抜け出せなかった。
夜型生活を思春期からしてきた私が、夜型から昼型になるために行動し、気がついたことなどを身をもって経験したことを今日は綴ろうと思う。
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キャバクラで長く働いていた
ずいぶん長い夜仕事の生活をしてきた。
夜の生活はとても楽しく色んな事を学んだ。
いつもなんで、水商売は会社員のように守られてないんだろう・・・って思ってた。
会社員になった今も思ったりすることもある。
もちろんアラサーになって、なんで守られないのかっていう大人の事情的なものも少し分かってきた。
当時は若いので勢いもあったし収入のそこそこあったので、全然辞めたくなかった。
でも、長い目で見たときにカタギ(www)の仕事をするべきなんだろうなと思った。
自分でお店を出したかったわけじゃないし、店を出すって言うほど水商売で生きていくことにそこまで腹もくくれなかった。
じゃあ、昼間の社会に出て自分にはなにができるだろうと思った。
「やりたいこと」をやってみよう!そう思った。
私は海外に行くのが大好きなので、仕事で海外に行けたらどんだけいいんだろう。
そして、どこに居ても働けるように、技術職のほうがいいな、モノ創りはとても好きだし・・・
ということで手に職だ!と腹をくくった。
まずは昼生活活動をするために、学校に通った。
ただ、小学校卒業してから、中学校高校と、朝に寝ることはあっても起きることはほぼなかったので、不安でいっぱいだった。
起きることが。
(今もそう思ってるし、自分でもなんて自由になライフスタイルをとれてきたんだろうと思う…)
そこから朝おきて前が見えない生活が続いた。
(学校いきながら、夜はお店に出ていた。)
朝起きると頭が痛いし、眩暈がする、俗に言う低血圧だった。
目がチカチカして前が見えないのだ。
それでも、なんとか通いつめた。でも、目がチカチカするのは治らなかったし、朝の光を浴びて「よし!」と起きたことは一度もなかった。
期間が決まっているから、まだ耐えれたがそれでも、協調性がないのも加えられてぎりぎりの単位で卒業した。
睡眠不足で、朝起きるのが辛くて、「自分は怠け者だから起きれないんだ」と涙したこともあった。
学校に通い一年たち、なんと就職先が決まった!
外資系のIT会社で、これで夢だった「仕事で海外へ行く」欲が満たされた。
初めての会社員で、外資系で、家からもほど近く、給料も普通。入社と同時に研修で海外へ。
すごくうれしかったし、これからの人生がホクホクしていた。
一人で飛行機に乗り、いったことのない土地へ行き、仕事をする。その行為がもう満足だった。
がんばっていこう!そう思った。あの時の気持ちは色々と厚くこみ上げてくるものがある・・・w
結論、ふたをあければ、超超ブラック企業だったけど、私はこの会社の女社長は今でもそんなに嫌いじゃない。
でも当時は
朝起きるのが嫌で嫌でというか無理。
こんなに朝早くおきて、馬車馬のように働くのつらすぎる!
だから朝の電車のサラリーたちはみんな死んだ魚のような目をして、胃がやられて、口がうん子くせぇんじゃねーの?
と思い、なんでこんなこの世の終わりみたいな気分で仕事に行くために起きて、体調が悪いのは自己管理ができないせいだといわれて、罵声を浴びせられないといけないんだろう?と頭をぐるぐるするようになった。
電車に居るこの世に輝きを見出せないようなサラリーになりたくなかったので、紆余曲折を経て心身共に疲れ、うつ病になり、退社した。
それから朝を早く起きる生活はやめたら元気になった。
朝がどんだけだめなんだって話だけど、夜はずっと起きていられない人がいるように、朝起きるのが苦手な人だっているのに、
社会はそれを許さない。
そして、夜がだめな人には優しいのに、朝がだめな人には厳しい。
朝がだめなのはお前が甘いからだろって目で見てくる。
それが社会だ!
その会社に勤めてるときは、夜の9時になると床につき、布団をかけて、寝ていた。
けど、だめなもんはだめだった。
体を壊してまで働けとか意味わからん。
今考えれば、私は思うんだ。
体を生計している思春期の時期から夜型の生活を送っていたから、
自律神経がうまく発達しなかったんだなと。
自律神経失調症といえば、鼻で笑われる世の中だが、医学的に解明されきっていないので、
「自律神経失調症」は「自己管理不足」とみなされている気がする。
たとえば「ストレスに弱すぎる」んじゃないの?
とかいわれたりとかね。
生活リズムを気合と根性で変えられる枠を大きく越えると細胞レベルで辛いものがある。
だからといって、昼型の生活リズムで生きてきてたらどうだったのか、っていうのは分からない。
でも、夜型の生活は体に来る。
だって、
人間は朝起きて、太陽を浴びて、日中を過ごし、日暮れとともに、睡眠につくという風に、作られているし、自然の摂理なのだ。
もちろん、健康で居る人はいると思うが、私は長く働くというのは・・・あんまりお勧めできない。
あれからウン年、わたしがなんと朝が好きになった。
お休みの日の土曜日の朝に早く起きて、1週間できなかった分の部屋の掃除をして、洗濯をまわして、ご飯つくるのが好きになった。
ただし、土曜日の朝(午前中)限定だ。
土曜日の午前中は空気が平和で暖かい。
土曜日だけじゃなくて、毎日早朝から起きて、ジョギングしたい。朝ヨガをして、朝ごはんをキチンと食べたい。
1日のはじまりと、共に体を起こして、元気に生活したい。
太陽と仲良くしたいアラサーに変身した。
今夜型の生活していてあまり調子が良くない人はいきなりじゃなくて、時間が許す限りゆっくりでいいから、昼型の生活にしていったほうがいいと思う。
自分の適応能力にあった、「無理をしない」努力で生活を変えていけば大丈夫。
私は今になったら、夜型の生活はできなくなった。
夜中まで働いていると副交感神経と、交感神経のバランスが寝る前おかしくなり、変な汗をかき、眠れなくなる。
翌日の疲労がすごすぎて、動けないほどなのだ。
なんで私は夜働けないんだろう~って思ったり、何で私は朝起きれないんだろう~と思ったり、忙しいw
でも人並みの事が出来ないと、へこんだりすることがある。
朝6時や7時に起きているわけじゃないけど、少しずつでいいと思う。自分にもそう言い聞かせてるときもあった。
今でも辛いけど、なにより、朝からおきていると気分がいい。
気分がいいので、一日も楽しく過ごせる。
人生にも色がつくのだ。
それは何にも変えられないものだと、最近は思う。
なによりも、私にでさえ、できるのだから、これを読んでるあなたにも必ずできるのだ。だ。
絶対にキャバクラは卒業できる。
不安だけど、それは自分次第でどうにでもなる。
遅いことなんてないけど、思い立ったら吉日。行動してみるのも、悪くはない。
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