Looking Book*木下キー子

二日酔い・水商売キャバ嬢・失敗談・知識の備忘録がつまった木下キー子のブログ

少しの禁酒をするだけで鬱も治るし身体も快調!良いことしか起きない事実

   

禁酒まとめ

禁酒をしよう!と思いついたのが、飲みの多い年末でした。
忘年会は避け、好きな人とのみの飲みには行っていたり、週末の軽い飲み(ご飯ついでにビール2杯程度)はやめることなく、3ヶ月が経とうとしています。
今では「酒を飲みたい」衝動にかられることもなく、平和な毎日を過ごしています。
では、私が平和な毎日を過ごせるようになった禁酒の効果についてまとめてみました。

私の場合酒をやめたら良い仕事がとても舞い込んでいました。

スポンサーリンク

なぜ禁酒をしようとおもったのか、飲ん兵衛の実態

私の生活は昼は会社員・夜はキャバ嬢というものでした。
しかも上司は筋金入りの酒飲みで、会社の近所にはいきつけの飲み屋があり、顔パスレベル。
会社が終わり駅までの帰り道にその飲み屋があるので、タバコを一服のついでに「じゃあ、1杯」が定番でした。
夜も働いていたことから、会社が終わってキャバクラに出勤するまでのスキマ時間に飲むことも多かったです。
さらに水商売という仕事柄どうしても売上・成績のために飲む機会が多く、同伴での食事・飲酒はほぼ毎日。

長いときでは、朝方までシャンパンを飲み明かし、
かたやキャバクラのお仕事がない日は、いきつけの飲み屋で常連と飲み明かし終電、または終電すぎ。
終電で寝てしまい、全然違う駅でサントリーのCMばりに起こされ会社よりも遠いところからタクシーでの帰宅。
疲労と泥酔で玄関でねて、風邪をひくことも。
翌日は、急性胃腸炎になることもしばしば。
嘔吐の連続でマーライオン化。
部屋のゴミ箱にビニールを張り、吐きまくり。水も飲めないときもあり、二日酔いで病院に点滴打ちにいくことも多々。
家には必ず吐き気止を常備。(経口薬と座薬)
二日酔いサプリメントをドーピング並みに飲みまくっても夕方まで治らず、仕事にいけないこともありました。

なんでそんなに飲んじゃうの?

という声が聞こえてきそうですが、自分でも楽しくなるとリミッターがはずれるタイプで自分でも理解できないため、自己嫌悪に陥り、仕事のパフォーマンスは悪いのはわかっていても頭が働かないし…と思っていました。
家族からは「どうせ今日も飲んで帰ってくるんだろ」と文句を言われても、会社が終わると飲み屋に寄ってまた泥酔→二日酔い→嘔吐→家族からの文句のループは止まらず、メンタルがやられる二日酔いのときなんて、地獄のようでした。

その頃、働いていた店のスタッフが自分の経験よりも若いことから怒ることが増えてしまい、あんなに小さなことであんなに怒らなくても良かったのにな、、、とまた自己嫌悪に笑

周りから「アル中だね」と言われても本気で「そんなわけないじゃん」と思っていました。

お酒をやめることになったキッカケ

お店の女の子と仕事の翌日電話していたときに「二日酔い辛い」と話していました。
その子は飲まない子だったので、「お酒飲めないようになりたいな」と言ったところ

「私はもともと大酒飲みだったの。アル中。だけど、毎回二日酔いで記憶ない、吐いて砂かけ婆みたいになって、後悔して酒鬱になってきて、これはダメだと思って辞めたの。今3年目くらいだよ」

と言われてハッとしました。

わたしじゃん

って!!!!
その時初めて「酒やめた人いるんだ私も酒鬱すごいな、、、酒鬱って若い子が使う言葉だと思ってたけど全然そんなことないな…ああ、こんな辛いのもう嫌だ、そうだ!酒飲むのやめよう!」と心底思ったのです。

散々周りの人から心配されて「アル中じゃん」を笑いに勝手に変えて一日飲んでないだけで「しばらく飲んでない」と思っていた私。
アル中じゃないとほんとうに思ってたし、でもその話聞いたら私ただのアル中だったんです。(わかれよ)
散々言われても自分がハッと気がつくのってふとしたときなんですよね。
心底実感した私はお酒を飲むのをやめたのです。
自分にあまあま、お酒大好きな私がお酒を飲まなくなるなんて周りの人は信用してくれませんでしたが、自分の体のことや、メンタルのこと、色々考えた結果深酒や大量の飲酒をしていても良いことは「楽しい時間」を過ごすことのみでしかし二日酔いえ翌日その楽しい時間は「やっちまった時間」になっていたのです。

そうして私のアル中・飲ん兵衛人生にターニングポイントが来ました。

二日酔いつらすぎた経験

二日酔いって本当に人それぞれですが、私の場合かなり重く、もともと胃が弱いこともあるのと、よく行く飲み屋は肉しかなかったので、肉の消化の悪さ・つまみを食べない・ビールしか飲むものがない
ということからかなり吐いてました。
ビールが吐く直接的な原因ではありませんが、ビールのみのときの二日酔い、ワインのみのときの二日酔い、焼酎のときの二日酔いって全然ちがうのをご存知でしたか?
ビール飲みすぎた二日酔いは焼酎などの二日酔いのときのが楽なこともありました。
といっても、わたしは焼酎は飲めないので常にビールか日本酒かワインでした。
残りやすいお酒、残りにくいお酒と一般論ではありますが、これはかなり体質が左右してきます。
自分の体に合ったお酒を適量に飲むとお酒が残らないことが多いですね。
二日酔いの治し方に関してはこちらからどうぞ

二日酔いで病院にいく日々

とにかく気持ち悪くてねれない、吐く、体が震えることから病院に駆け込んだりしていました。
後半はもういきつけの病院があり「点滴?注射?」といわれたりしましたし、そこが、強ミノという注射を取り扱っている病院だったのでよかったですが、その病院を発見するまでは
飲みすぎたことを隠し病院に行ってました。
医者は飲み過ぎというとなにもしてくれない人が多かったので笑
といっても吐き気止が脱水の点滴をする以外方法はありませんが。
吐きすぎて血を吐き、救急で病院にかかったこともあります。
胃液だけではなく膵液胆汁などを吐いていたりもしていました。

ただ病院行っても治らないことは多々。
結局代謝の問題なので、アセトアルデヒドを排出しないと治らないんですよね。

酒鬱に悩まされる

前日、酔い過ぎて「言い過ぎた」とおもうことがとても多い。
そして気にしいな性格なので、「余計なこといったかな」「あの人あの時あんな顔してたな」など、ずーっと気にしてました。
二日酔いが治るのと同時に大体はその思考も抜けていきますが、二日酔いがなかなか治らない私としては地獄の時間。
3日酔いになるとしばーらくその気持を引きずってしまいました。

また、家族からも「また飲んでなんなの」と毎日言われ、それはわたしをコントロールしていました。
また飲み過ぎて文句言われる、、、ということから家に帰りたくなくなりましたし、
翌日の予定(家事とか犬の散歩とか)などまーーーーったくできないので、それにも自己嫌悪。
「ああ、今日も寝てるだけで一日無駄にした」などと自分をまた責めてしまったり。

とにかく本当鬱で鬱で仕方ない。
気にしてても事実はどうも変わらないし、人は自分が思っているよりも格段に気にしていないことをわかっていても自分の中で整理がつかないことが多かった。
だれかにすがりつきたかったし、一人で居たくなかった笑
けど、誰といることもなく耐えるだけの時間は確実に元気な心を蝕んでいきます。

酒のんでないときは平気だったけど…飲酒と思考の癖

飲まない日はあまりありませんでしたが、たまに飲まないと飲みたくてしょうがない。
飲酒が癖になっているんですね。
これに気がついたのは、アル中だと気がつく少し前でしたが癖は毎日のことですので修正するのに時間がかかります。
しかし以外にそ3日続けば習慣は変わってきます。

飲みすぎていて飲んでいないときも鬱っぽくなってきました。
前向きに考える思考回路が死んでいたという感覚に近く、頭では「ポジティブに考えよう」と思っていることでも心では「あ~なんだか辛いな、、、」という感じになってきてしまうんですね。
これは二日酔いが毎日のように起こっていることから思考にも癖がついてしまうんです。

酒を浴びなくなって、でてきた変化や効果

そんな酒鬱からの脱却をして、私にはとてもうれしい変化が起こりました。
酒を浴びるほど飲まなくなってとっても充実しています。
それは浴びるほど毎日飲んでいたときにはかんじることのないことばかりです。

酒鬱がなおった

散々なやんでいた酒うつですが、飲まなくなったらまったくなくなりました。
砂かけばばあのような顔をみることがなくなったので、砂かけばばあへの変身も減りました。
毎日鬱々としていたあのころの気持ちを思い出すこともできないほどになりました。

なにか小さなことが起こったらクヨクヨと悩んでいましたが、今はまったくそんなこともなく「そんなこともあるよね」と受け流せるまでに。
前から悩んでいた脳は酒に侵害されていたからなんだ!と思うこともしばしばあります。
もちろん、酒を飲んだ次の日2日酔いのときは今でもまだ気にすることあります。
が格段に違うその思考を得ることができて仕事でミスしても前向きに考えられたり、人間関係の悩みも本当に減りました。
「なんとかなるっしょ」
と思えるようになったのがとても大きいです。

体が軽い・むくみが取れる

前日夜遅くまで飲食しているからやはり体が重いですよね。
まずそれがない。
朝起きたときの目覚めの良さ、朝が好きになる感覚。
ねみーなーと思って起きることも減ります。
もちろん、睡眠不足から来る眠気はありますが、飲んでいる日々人は比べ物になりません。

またむくみがかなりとれます。
顔や体が一回り小さくなります。
そして、体が動きやすいのです。

お酒を飲むとたくさんの水分を取ったからだと思われがちですが、体内はかなりの脱水状態。
アルコールを分解するときにそうしても水分が必要なのでこれはしかたのないことです。
体は脱水状態でもむくみますので、塩分のとりすぎも含め翌日は体がパンパンなのです。
体がパンパンでもむくみがとれないうちに再度飲酒などをするとさらにむくみます。
むくみはそのうち脂肪細胞に変わるとも言われているので体重の増加へ
そして太っちょになっていくのです。

痩せる

むくみが取れるので、かなり痩せます。
痩せると行っても、急に体脂肪が減るわけではありません。
しかし、夜中に食べていたカロリーの摂取分が単純に減るので、体重も減ります。
水分×摂取カロリーが減る
という点からも痩せるのがわかると思います。

禁酒や断酒をし、口寂しくなるのであまった時間を満たすために食べ過ぎには注意が必要ですが、そこにさえをつければダイエット効果も満点です。
私はお酒を減らして2キロくらい勝手に減りました。

時間を有効的に使える

普段、飲みに行ってる時間に家にいるので、かなり時間があります。
ふだん、おざなりにしていた、家事や自分の身の回りのことがかなりできるようになります。
たとえば、めんどくさかったお風呂をためることや、入浴時間、自身のケアなど。

時間がもっとあいて暇なときは運動しに外に出れます。
運動をすることでダイエット効果にもなりますし、気分転換にもなります。
運動をすることで飲酒したいという気持ちも収まるし、運動後の爽快感も味わうことができます。

家族との交流の時間が増えたり、いつもならこの時間にまだ盛り上がってたな・・・という時間に寝ることができます。
見たかったテレビを見ることも、本をよむことも、ネットサーフィンをすることもできるので、とても有意義な時間を自分のペースで作ることができるのです。

早寝早起きになった!早起きは三文の得

これは個人差がありますが、飲みに行っていない時間を家で過ごすことができるので、暇だ!と思うことが最初は多いです。
そんなときは翌日にむけて早くねることができます。
「いつもこの時間は帰りの電車を待っていたな」と思いながら寝るのはとても幸せです。

または朝はやく起きれることで、朝の支度の時間が有意義になります。
朝食をとるひとなら、自分で作れるし、お弁当を作る時間、朝ごはんをよく噛んで食べれる時間など。
時間があれば朝運動しても良いですし、軽い入浴をしてもいいし、ヨガをやってもいいんです。
早起きは三文の得といわれているのがよく分かるわ、、!といったことを実感できますよ!
私はとくに夜型だったのですが起きる時間が早くなりその時間を仕事に当てたりしていました。

生活リズムが太陽に近づくにつれて、自律神経も整ってきますし、鬱っぽいのもなくなってくるんですよね。

たまに飲みに行くのが楽しみになった

完全に禁酒!!と決め込んでるのは性格的に絶対飲みに行くなと思っていたので
周りの友達には「酒を禁酒しているけど、たまに飲みたいからその時はそ飲みすぎてたら言ってね」
と言いまくりました。
友達にも飲ん兵衛が多いので会うと飲みますがそれでも久しぶりの外食や、居酒屋メニューなどが楽しみでした。

飲みに行かないと人と会わなくなるので寂しいなと思いますがたまに会えるのがとても楽しみだったりもします。

病院にいくことがなくなった

当然ですが、二日酔いにならないので、病院にいかなくなりました笑
体も強くなってきたのか全然風邪もひかない、酒鬱もないので、鬱々とした気持ちから来る体調不良的なものもなくなったので、ほぼ病院にいかなくなりました。

たまに二日酔いになると病院いっとこっかな、とは思いますがそこまでひどくないから足は今のところむいていません。

甘いものが食べたくなることが増えた

自分ではまったく甘いものを欲することがなかった酒飲みあるあるなのですが、
甘いものを食べたくなることが増えました。

ビールは糖質が多いし、糖質はそこから取っていたのかな、、、と思っています笑
甘いものは食べ過ぎると太るのでほどほどにしています。
でも周囲の人には驚かれることが増えました。

デトックス効果が絶大

普段の排出が普段どおりにできる体になっているので、どんどん酒によってたまっていた毒素がでていくのがわかります。
それはむくみだったり、マイナス思考だったり、とにかくいろんなものが排出されているのをとても感じています。
それは尿酸だったり脂肪だったり本当に様々なものです。
吹き出物ができたり、舌がしろくなったり、排泄の匂いが変わったり、とにかく出ていきます。
体臭も変わってきていたりします。

毒を溜め込んでいる期間が長いとデトックスしなければいけないものも多く期間はかかります。
そのときに酒を飲んでいたような気持ちや体調になることもあると思いますが、それはデトックスされている証拠です。
今まで酷使してきたんだな、今良くなっているんだな、と実感し、デトックス(禁酒断酒減酒)を続けていくと抜けきるときが絶対にきます。

お金の減りが断然に違う

お酒って高いのをわたしは知りませんでした。
それが普通だったからです。
ビールが500円することは普通でした。
それが高いとも思わないし、安いとも思わないけど、飲みたいんだからしかたなくない?みたいな笑

飲みたいんだからその値段を払うのは今でもぜんぜん平気ですが、500円ってワンコインランチと一緒なんだ!と思ったことは一度もありませんでした。

飲みに行くとケチケチするのは嫌なので食べたいもの・飲みたいものを選びますが、会計をみて割っても5000円以上行くとき、「ああ、飲みに行くお金ってこんなに高いんだ」と気が付きますよ。
ビール同様、飲みに行くならこれくらいかかるだろうという感覚から、「飲みに行くのってイベントなんだな」に変わります。

酒をのまないですむ毎日をすごす方法

よく言われていることかもしれませんが、酒を飲む以外に楽しみを見つけるのが一番です。
私の場合は、「飲まないのが最高」と思ってましたし、「二日酔いにならないのは最高」と感じていました。
また「痩せたい」と思ってる人は絶対痩せます。
なので、ダイエットしたい→酒を飲むのはやめよう!ちょっとの期間だけでも!と思うと最初はつらいですがやめられます。
また、いきつけの飲み屋には近づかないことと、飲み友達とは会わないことが一番です。
飲み友達に会うとただでさえ飲みたいのに、更に飲みたくなるし、ちょっといいかな?ってなるんですよねえ。
まあ、完全に禁酒する!と腹にくくってる場合は「用事がある」と断りましょう。
数日続けていると「身体が楽」っていうことを実感できます。
そして、飲みたい自分に負けて飲みすぎた後は「飲むとしんどいわー酒のむのって体力いるわ・・・」って心底思うと思います。
痩せていくのは気持ちが良いので、自分にとって、気持ち良いことしよ!って思うとそんなに酒って必要じゃないのかもって思いますよ。

禁酒断酒のデメリットとは?

デメリットといえば、交友関係がかなり狭くなることです。
でも飲み友達と飲んでて飲みすぎたり(楽しかった証拠だけど)朝起きたらタクシーの領収書、居酒屋の領収書、お金がかなり減っている…って思うことはなくなります。
翌日のことが考えられるのです。
そして、翌日の仕事やプライベートのパフォーマンスは最強です笑
たまに寂しくなりますが、それは慣れますし本当に仲が良い友達だったらたまには飲みに行きます。
デメリットよりも、メリットの方が大きいです。
仕事の付き合いがあるとどうしても難しいですが、ノンアルコールを飲めるようになります。
人脈を作りたい場合は「酒を飲む習慣」をなくしてから飲み会に参加すると、大酒飲みだった自分はいなくなっていて適度に飲めることが増えます。

酒を飲みすぎてるあなたへ

禁酒まとめ
お酒っておいしいし、お酒の場って楽しいです。
大人になると、どうしても久しぶりに会おう、仲を深めようとすると「飲みにでもいく?」ってなりますが、たまにならいいんですけどね。
飲み過ぎで悩んでる人ってどこかで変えないと永遠に飲みすぎると思います。
永遠に飲みすぎてて待っているのは身体や心の病気です。
周りにいる「たまには飲みに行くよ」程度の人と自分を比較してみましょう。
飲みすぎている人はなんで飲みすぎているのか?一人で居たくないから飲みに出るのか?癖になってないか?本当に飲みたいのか?
ということをまず考えてみてください。

答えはそこにあると思います。
無理して付き合っていても良いおつきあいにはなりません。(仕事でも)

私は浴びるほどのお酒を飲み続けてきて笑
たくさん後悔もしましたが、飲み続けてきたことを否定はしませんが、これからはたまに飲みすぎちゃった!くらいでいたいな~って思います。
幸せですよ!
冒頭で話した通り、酒をやめたら、自分の目標だったことが叶いました。
酒をやめたら次々といいことが舞い込んできました。最中ではわからなかったものの、禁酒することで色々変わってきたというのは事実。

飲み過ぎで悩んでたらまず、飲むの、やめてみましょ!

スポンサーリンク

 - 断酒禁酒節酒